バルセロナが獲得を検討しているパウリーニョ【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグの広州恒大に所属する28歳のブラジル代表MFパウリーニョ獲得を目指し、バルセロナが交渉段階に入ったようだ。21日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
以前からバルセロナからの関心が報じられていたパウリーニョだが、ついに移籍に向けた交渉を開始したようだ。同紙によると、現在は両クラブの代表が連絡を取り合っている状況にあるという。バルセロナはアルダ・トゥランやアンドレ・ゴメスなどの売却を計画しているとされており、それに代わる選手としてパウリーニョの獲得を考えているようだ。
パウリーニョはブラジル1部コリンチャンスやプレミアリーグのトッテナムでプレーした後、2015年に移籍金1400万ユーロ(約19億円)で広州恒大に移籍。ACLや中国のリーグ戦、カップ戦などのタイトル獲得に貢献している。
2016年から再びブラジル代表に招集されるようになり、今年3月に行われたロシアW杯南米予選のウルグアイ戦ではハットトリックを達成する活躍を見せていた。一定の地位を確立して、欧州のビッググクラブから注目されているパウリーニョ。広州恒大からバルセロナに移籍という、アジアから異例の大出世となるのだろうか。
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