ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリー所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、コンフェデレーションズカップの試合で初戦のメキシコ戦に続き、ロシア戦でも2戦連続でマンオブザマッチに選出された。今回は試合後の会見に出席したが、記者からの質問には答えずに席を離れている。21日に英メディア『ESPN FC』が報じた。
試合開始して8分、左サイドからラファエル・ゲレイロがゴール前にクロスを放り込むと、そのボールをC・ロナウドが頭で合わせてポルトガルが先制。そのゴールを守りきったポルトガルが1-0の勝利をおさめている。決勝点を決めたC・ロナウドはメキシコ戦に続いてMOMに選出された。
試合後にC・ロナウドは 「僕はとても満足している。相手は非常に強力なチームであり難しい試合になることはわかっていた。ポルトガルはロシアで初勝利をおさめることが出来た。チームはとても良いプレーをしたと思うよ」と答えている。ただ、すぐに席から立ち上がり、記者に質問する時間を与えることもなく部屋から出ていったようだ。
初戦のメキシコ戦では、義務付けられた試合後の会見にさえも出席しなかった。マドリー退団を決意したことを受けて、試合とは関係ない移籍騒動に関する質問が飛ぶと予想してのことだとされている。
この行動に関してポルトガルを率いるフェルナンド・サントス監督は「試合以外の質問に答える必要があるか? 彼は試合のことを話すためにここにいる。彼の人生や彼の家族に関する話は終わりにしよう。私はあなた方が好奇心を持っていることは理解できる。ただ、彼を尊重し理解を示すことも必要だ。また他の機会があるさ」と答え、C・ロナウドの行動に理解を示した。
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