ポルトガルで復活を遂げた“聖イケル“
ポルトでかつての輝きを取り戻したイケル・カシージャス【写真:Getty Images】
イケル・カシージャス
【最終所属】ポルト(ポルトガル)
元レアル・マドリー主将は、ポルトとの契約を延長することもできた。だが、新しい挑戦に身を置くことを決めている。
レアル・マドリーの象徴の一人として活躍したカシージャスは、2015年にクラブを追われるような形で退団。キャリアの終わりへと向かっているものと思われた。だが、ポルトガルで定位置を確保して改めて自身の力を証明している。2016/17シーズンのポルトガルリーグで33試合に出場したカシージャスは、自身の意思で契約延長オプションを行使することができたとされているが、今季限りでの退団を選んだ。
カシージャスは、スペインを除くヨーロッパのクラブで現役を続ける意向を示している。リバプールやナポリといったクラブが関心を示しているほか、GKジャンルイジ・ドンナルンマを失う可能性が高まってきたミランも頂点を知るベテラン守護神を補強リストに加えたと伝えられている。