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ポドルスキに続く大物来日あるか!? 今夏Jクラブも0円で獲得可能な名手たち【編集部フォーカス】

ヨーロッパの長いシーズンが終わり、移籍市場の季節がやってきた。ある意味では試合以上に注目を集めるオフシーズン。この夏に所属クラブとの契約満了を迎える名選手は数多く、彼らは移籍金ゼロで獲得することができる。もちろんJリーグのクラブにとってもスター選手を獲得するチャンスだ。元ドイツ代表でW杯優勝経験を持つルーカス・ポドルスキのヴィッセル神戸加入が話題を呼ぶ中、さらなるビッグネームの来日はあるのか。今回は移籍金なしで獲得可能な10人の選手たちを紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

数々のタイトルを手中に収めてきたモンスターFW

イブラヒモビッチ
マンチェスター・ユナイテッド退団が有力視されるズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

ズラタン・イブラヒモビッチ

【最終所属】マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

 ヨーロッパ各地で所属クラブをタイトルに導いてきた大エースはこの夏、フリーとなる。契約延長オプションを持っていたユナイテッドが、長期離脱中の同選手をクラブに残さないことを決めたためだ。

 オランダ、イタリア、スペイン、フランスでほぼ毎年のようにリーグ優勝を経験している35歳のベテランFWは、昨年夏に加入したユナイテッドでもチームの中心選手として前線に君臨した。ジョゼ・モウリーニョ監督もシーズン中から契約延長を断言していたほどだ。しかし、4月20日に右膝を負傷して状況が一変。年内の復帰も難しいのではないかといわれる重傷で、来季の前半戦も戦力にカウントできない見通しとなり、1年でプレミアリーグを去る。

 イブラヒモビッチの次の舞台は大きな注目を集めるが、フリーになったからといって獲得を狙うクラブがすぐに飛びつけるものではない。平凡なクラブではまず彼が満足する給与を支払えない。その問題をクリアできたとしても、復帰時期は不透明。ピッチ上でかつての姿を取り戻せるという約束もない。そういった意味でビッグクラブが二の足を踏むのは仕方のないことだろう。現時点では古巣マルメ復帰やMLS行きが有力視されている。

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