サンパオリ監督への痛烈な批判をしたディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が、現在アルゼンチン代表の監督を務めるホルヘ・サンパオリ監督への痛烈な批判を行った。スペイン紙『アス』が伝えた。
アルゼンチンメディア『Tyc Sports』のインタビューに答えたマラドーナ氏は、サンパオリ監督が昨季セビージャに在籍していた際に同氏を招いた慈善試合を行うと約束したのにもかかわらずそれを破ったことを例に出し、同監督を「いんちきだ」と口撃した。
さらには同監督がとる“風変わりな”采配についても苦言を呈した。以前までは義理の息子であったセルヒオ・アグエロを今回招集しなかったことについても不満を抱いている様子だ。
「サンパオリはバウサ(前アルゼンチン監督)よりもサッカーをわかっていない。アグエロを外してイカルディをメンバーに入れるなんて馬鹿げている。8人もコーチを帯同させるなら、家にいてくれ」
アルゼンチン代表は先日、サンパオリ体制初戦となるブラジルとのダービーに1-0で勝利をし、さらには続くシンガポール戦には純粋なセンターバックを2人しか置かない2-3-5という超攻撃的な布陣で臨み6-0の大勝を飾っている。サンパオリ監督としては、これから結果を出し続けることでこのアルゼンチンサッカー界のレジェンドを黙らせたいところだろう。
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