ザルツブルクに所属する南野拓実【写真:Getty Images】
南野拓実が所属するオーストリア1部のザルツブルクとブンデスリーガのライプツィヒが、共に来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場可能となった。欧州サッカー連盟(UEFA)が発表している。
ザルツブルクはオーストリアリーグで優勝を果たし、ライプツィヒはブンデスリーガで2位入りを果たしたことで共にCL出場権を獲得。しかし、両クラブはどちらも飲料会社レッドブルを事実上の親会社としており、UEFAは同一のオーナーが運営する2クラブが同じ大会に出場することを禁じる規定を設けている。そのため、どちらか一方しかCLに出場できない可能性があった。
英メディア『BBC』によると、UEFAは「個人または法人は、複数のクラブに決定的な影響を与えているとは言えない」として、この規定に抵触しないとの判断を下したという。レッドブルは2005年にザルツブルクを買収したものの、クラブ名を変更しただけであって直接的な支配権はない。という考えが、その判断を下した理由のようだ。
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