フィオレンティーナに所属するニコラ・カリニッチ【写真:Getty Images】
積極的な補強を続けるミランが、次なるターゲットとしてフィオレンティーナ(愛称:ビオラ)に所属する29歳のクロアチア代表FWニコラ・カリニッチの獲得を目指しているようだ。20日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
同メディアによると、明日にもカリニッチ獲得に向けた交渉を行う予定とのこと。契約解除金は5000万ユーロ(約62億円)に設定されているようだが、ミランはジャンルカ・ラパドゥーラの売却を交渉に含めることで、移籍金3000万ユーロほどに引き下げる考えがあるようだ。カリニッチは今季公式戦42試合に出場し20得点4アシストを記録している。
冬の移籍市場では、中国スーパーリーグの天津権建がカリニッチに対して年俸1200万ユーロ(約14億7000万円)。4年契約で総額4800万ユーロ(約59億円)という巨額オファーを提示したものの、同選手はこれを拒否して残留する道を選んでいた。ただ、「ここに残る。イタリアでプレーしたいと思っている」との発言だったため、イタリア国内のクラブであれば移籍する選択肢を残しているかもしれない。
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