イングランド・プレミアリーグのスウォンジー・シティは今季限りでの退団が決まっているチェルシーDFジョン・テリーとコンタクトを取ったようだ。20日付けの英紙『サン』が報じている。

　スウォンジーのヒュー・ジェンキンス会長は同紙の取材に対し、ポール・クレメント監督がテリーと会談をしたことを認めた。

　先日、英ラジオ『talkSport』はチャンピオンシップ（イングランド2部）所属のバーミンガム・シティが36歳の元イングランド代表DFにオファーを出したという報道をした。その件に関し同会長は「様子を見ている」と語り、「ポールはジョンと彼の代理人に対し現状について質問し、今は彼らの返答を待っているところだ」とコメントした。

　クレメント監督とテリーは2009年から2011年にかけてチェルシーでともに戦った間柄だ。当時カルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントコーチだったクレメント氏は2010年にはテリーと共にリーグ戦とFAカップの2冠を勝ち取った。

　7月1日からフリーとなるテリーはかつて英紙『デイリー・スター』で「引退する可能性もないとは言ってない」と現役引退の可能性も示唆していた。下部組織からチェルシー一筋でリーグ戦通算492試合に出場したベテランDFは今夏どのような決断をするのだろうか。

【了】