リバプールへの移籍が目前に迫るモハメド・サラー【写真:Getty Images】
両クラブが原則的合意し、ローマに所属するエジプト代表MFモハメド・サラーのリバプール移籍が決定的となったようだ。20日に英紙『スカイ・スポーツ』が報じている。
同紙によると、リバプールが移籍金3500万ポンド(約49億2000万円)近く支払うことで、サラーを売却することにローマが合意したとのこと。サラー本人とは既に個人合意に至っており、残るはクラブ間の移籍金交渉だけとなっていた。
リバプールは一度、2800万ポンド(約39億4000万円)のオファーを提示したもののローマ側はこれを拒否。交渉は難航していたが、何度か交渉を続けるうちにローマ側がオファーを受け入れる姿勢を見せたようだ。英紙によれば、決着がついた移籍金の額は3500万ポンドだという。
サラーは今季15ゴール13アシストという素晴らしい数字を残し、ローマのリーグ2位入りに貢献。自身の特徴であるスピードは、攻守の切り替えが激しくスピーディーなプレースタイルを志向するユルゲン・クロップ監督のリバプールの新たな武器となるだろう。
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