イングランドの2クラブで新監督候補となっているアルベルト・ザッケローニ氏【写真:Getty Images】
元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が監督業復帰の可能性について言及した。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ザッケローニ氏は2010年から2014年までの4年間日本代表の監督としてチームを指揮した。2014年のブラジルW杯後は一度だけ中国の北京国安でチームを指揮しているが、わずか4ヶ月で解任を命じられていた。
ザッケローニ氏は、イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレス、さらには日本代表の吉田麻也が所属するサウサンプトンの次期監督候補として現在名前が挙がっている。約1年ぶりの監督業復帰について同氏も「とても魅力的で、興味深い話だと思っている」と語るなど監督復帰に向け意欲的な態度を示した。
今月14日にクロード・ピュエル監督を解任したサウサンプトンには日本代表のDF吉田麻也が在籍しており、再び両者の共演を見たいという声は大きいはずだ。しかし同紙によると、現在スペイン1部のアラベスを率いるマウリシオ・ペジェグリーノ監督が後任として最有力と見なされており、特に有力な候補者のいないクリスタル・パレスの監督就任の可能性の方が実際は高いようだ。
日本人にとってはなじみ深いザッケローニ監督の采配ぶりが、来季はプレミアリーグで見ることができるかもしれない。
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