レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、マドリーに残留する条件として、脱税したとされる税金やそれにより生じる罰金を負担することをクラブに求めているのだという。17日付の英紙『ミラー』が伝えた。
C・ロナウドの母国ポルトガルのメディアは、同選手がこの夏にマドリーを退団することを決意したと報道。現在のサッカー界を代表するスーパースターの去就に俄然大きな注目が集まることになった。
C・ロナウドが移籍を決意したとされる理由は、脱税疑惑で訴えられた一件に腹を立てたことにあるという。2011年から14年にかけて約1470万ユーロ(約18億2000万円)の脱税を行った疑いがあるとして、C・ロナウドはマドリード検察から起訴されている。
『ミラー』がスペインからの情報として伝えたところによれば、C・ロナウドはマドリーに残留するための唯一の条件として、脱税したとされる金額やそれにより科される可能性のある罰金を支払うことをクラブに要求しているという。罰金額は2800万ユーロ(約34億8000万円)に達するという報道もあった。
もし本当に移籍することになるのなら、古巣のマンチェスター・ユナイテッドやフランスのパリ・サンジェルマンなどが移籍先候補になるのではないかとも言われている。夏の移籍市場を大きく揺るがす動きが実現する可能性はあるのだろうか。
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