地味ながら大貢献。イタリアを支えた巨人FW
U-20イタリア代表のFWアンドレア・ファヴィッリ【写真:Getty Images】
FWとして1ゴールという数字は物足りなさを感じるかもしない。だが、7試合すべてに出場しプレーした時間はチーム最長の690分。そして3アシストの貢献度は特筆すべき数字だろう。アンドレア・ファヴィッリは巨躯を揺らして走り回った。
セットプレーでは常に相手の脅威になり、ポストプレーで味方の攻め上がりを助ける。ユベントスの下部組織に見出された才能は、世界の舞台で輝いた。来季はレンタル先のアスコリからリヴォルノへ復帰するのか、あるいはステップアップ移籍を模索するのか定かではないが、イタリア代表の次世代を担うタレントの1人であることは間違いない。
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