強盗被害に遭ったスペイン2部・ウエスカ【写真:Getty Images】
現地時間15日未明、スペイン2部ウエスカのホームスタジアムであるエル・アルコラスで強盗があったようだ。スペイン紙『マルカ』など複数のメディアが伝えている。
同スタジアムでは14日、1部リーグへの昇格をかけ2部リーグを6位で終えたウエスカと3位で終えたヘタフェがプレーオフ準決勝を戦い、2-2の引き分けに終わった。この一戦の後、15日の未明に事件は起きた。
スタジアムへの侵入に成功した強盗犯たちは、監視カメラを破壊しレジをこじ開けて金を盗むなどスタジアム内部を派手に荒らしたようだ。
最終的にプレーオフの試合で売り上げた7万ユーロ(約840万円)に加え、オフィシャルショップの商品合計4千ユーロ(約48万円)分を盗まれてしまったウエスカ。ゼネラルマネージャーのホセテ・オルタス氏も「昨日は試合があり、チケット売り場があって、お金があったことは確かなんだ。幸運を祈るしかない」とコメントするなどやりきれない思いを述べている。
順調に勝ち上がれば今回強盗に遭ったウエスカと柴崎岳所属のテネリフェが対戦する可能性もある。事件の早期解決が望まれる中、現在も犯人を特定する確かな情報は手に入っておらず、警察による捜査が続いているようだ。
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