今季限りでのミラン退団を表明している本田圭佑【写真:Getty Images】
今季限りでのミラン退団を表明している日本代表FW本田圭佑に、スペイン・リーガエスパニョーラのラス・パルマスが興味を示しているようだ。スペインの移籍サイト『fichajes.com』が伝えている。
ラス・パルマスはスペイン本土ではなく、首都マドリードからおよそ1800km離れたグラン・カナリア島に本拠地を置くクラブ。グラン・カナリア島は、元日本代表MF柴崎岳が所属するテネリフェが本拠地とするテネリフェ島と同じカナリア諸島のひとつである。
昨季のリーガエスパニョーラを14位で終えたラス・パルマスは、16/17シーズン夏の移籍市場でミランからガーナ代表FWケビン=プリンス・ボアテング、冬の移籍市場ではパリ・サンジェルマンからスペイン人FWヘセ・ロドリゲスを獲得しており、3度目の目玉選手として本田に注目しているという。
ボアテングはミラン時代に本田とチームメイトであり、本田の前に背番号10を背負っていた選手でもある。
また同メディアは、本田を獲得することでアジア市場開拓おける経済的なメリットもあるとしている。
本田には来季からのリーガエスパニョーラ昇格を決めたレバンテも興味を示すなど、スペイン方面からの関心が伝えられている。また先日には、トルコのトラブゾンスポルへの移籍も報じられていた。
日本代表合宿の際には「移籍先はあまり絞っていない。どんな話でも聞いてみたいという心構えでいる」と語るなど、様々な可能性を模索する姿勢を示している。
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