パブリックビューの行われたサン・カルロ広場(写真は2015年のもの)【写真:Getty Images】
ユベントスの本拠地トリノの市内中心部でチャンピオンズリーグ(CL)決勝のパブリックビューが行われたが、この試合中に“爆発物騒ぎ”が発生し1500人以上が負傷。そして15日、死亡したファンがいたことをユベントスがクラブの公式サイトを通じて発表した。
現地時間3日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝が行われユベントスはレアル・マドリーと対戦。トリノのサン・カルロ広場には巨大スクリーンが設置され、約3000人のファンが声援を送った。だが試合はマドリーが4-1の勝利を収め、ユベントスファンにとっては残念な結末に終わっている。
このパブリックビューイング会場では、マドリーが3-1のリードを奪った後半途中に爆竹が爆発。この音を聞いた大勢のファンが一斉に広場から逃げ始め、騒ぎに巻き込まれた1500人以上の人々が負傷している。そして、この騒ぎで死亡したファンがいたことが木曜日に明らかになった。ユベントスはクラブの公式サイトを通じて哀悼の意を捧げている。
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