アルゼンチン【写真:Getty Images】
現地時間12日にアルゼンチンのカップ戦(コパ・アルヘンティーナ)が行われ、アルゼンチン4部スポーツ・パシフィコはアルゼンチン1部エストゥディアンテスと対戦し3-2の勝利をおさめた。この試合中、パシフィコ所属のフェデリコ・アレンデが相手に対して、とんでもない行動を行なっていたことが明らかになった。15日に英メディア『BBC』が報じている。
同メディアによると、アレンデはラジオを通じてインタビューに答え、エストゥディアンテス所属の選手を針で数回刺したことを自慢げに語ったという。インタビューの中でアレンデは「勝つために選手は賢明でなければならないんだ」と答え、「1部の奴らは接触プレーが嫌いだ。時間稼ぎされることも、汚いプレーも嫌いだろう。だからそうしてやった。俺はフアン・オテロ(エストゥディアンテスのストライカー)に何もさせなかったぜ」と語っている。
刺されたオテロは審判に何度も訴えたが無視されたようだ。この問題が各紙で大きく取り上げられ、パシフィコのヘクター・モンテカダ会長はアレンデの追放を明言。4部のクラブが1部のクラブを敗るという大金星だったが、一人の選手の行動によって後味の悪い結果となってしまった。
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