ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
ドルトムントでプレーするガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍は消滅したようだ。15日付けの独紙『ビルト』が報じている。
記事では、PSGと中国1部リーグ天津権健がオーバメヤンの獲得から撤退することを表明したと伝えている。
先日、仏紙『レキップ』がPSGのSD(スポーツディレクター)がパトリック・クライファート氏からアンテロ・エンリケ氏に代わったことを受け、クラブはフランス代表FWキリアン・ムバッペ獲得に方針を転換したと報じていた。
また、同じく以前から獲得が噂されていた天津権健も7000万ユーロ(約84億円)するとされるオーバメヤンの移籍金が高すぎると判断し、獲得の見送りを決定したようだ。なお、同クラブはケルンに所属するフランス人FWアントニー・モデスト獲得を画策している模様だ。
移籍の可能性が高かったクラブが撤退したことを受け、2020年まで契約を結んでいるドルトムントへの残留が高まってきたオーバメヤン。今季リーグ得点王は来季も再びBVB(ドルトムントの愛称)でプレーすることになるのだろうか。
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