脱税容疑について無実を主張するレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリー所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが自身の脱税容疑について無実を主張した。スペイン紙『アス』など複数のメディアが伝えた。
ロナウドは今月の13日、2011年から14年にかけて約1470万ユーロ(約18億1000万円)の脱税を行ったとしてマドリード検察に起訴されていた。有罪であれば最低禁固7年、または35億円の罰金が科せられる重い罪として告訴されたようだ。
そんな中、ロシアで行われるコンフェデレーションズカップへと向かうためリスボン空港を経由したロナウドは脱税に関する記者の質問に対し、「やましい気持ちはない」とコメント。さらには「無実であるのか」という記者の質問に対しては「当たり前だよ。常にそうさ」と答えるなど一連の騒動をきっぱりと否定した。
一方、クラブ側も公式サイトにて「レアル・マドリードC.F.は、私たちの選手であるクリスティアーノ・ロナウドがこの過程で完全な無実を証明することに絶対的確信を持っています」との声明を出すなど、ロナウド擁護に向け全力を尽くす意向を示している。
近年では、バルセロナのFWネイマールやFWリオネル・メッシの件など、脱税疑惑の話題が多く取り沙汰されている。多くの注目が集まる中、今回のロナウドのケースはどのような形で収束するのだろうか。
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