ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ新監督【写真:Getty Images】
ローマは13日、トップチームの新監督にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏の就任が決定したことを発表した。2019年夏までの2年契約となる。
2016/17シーズンのセリエAを2位で終えたローマは、ルチアーノ・スパレッティ前監督がシーズン終了後に辞任を発表。タイトルは逃したとはいえクラブ史上最多勝ち点を記録した指揮官は、来季からインテルを率いることになった。
後任として招へいされたのは、サッスオーロの監督を務めていた47歳のディ・フランチェスコ監督だ。2012/13シーズンにサッスオーロをセリエB初優勝とセリエA初昇格に導いた同監督は、その後も3シーズン連続でサッスオーロをトップリーグに残留させてきた。2015/16シーズンには6位の好成績を収め、チームに初のヨーロッパリーグ出場ももたらした。
「私にとって大きな意味を持っていたローマというクラブに、監督として戻ってくることができて本当に嬉しい。このチームにふさわしい結果を出せるように自分の力を全て尽くすつもりだ」とクラブ公式サイトで新監督のコメントが伝えられている。
現役時代にイタリア代表でもあったディ・フランチェスコ監督は、1997年から2001年までローマでプレー。同時期に在籍した元日本代表MFの中田英寿氏ともチームメートとしてプレーし、2000/01シーズンにはセリエA優勝メンバーの一員となった。
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