大迫先制点も、イラクに追いつかれる
ゴールを決めた大迫勇也(左)【写真:Getty Images】
【日本 1-1 イラク 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
6月13日に2018年ロシアW杯アジア最終予選が行われ、日本代表はアウェイでイラク代表と対戦。大迫勇也が先制点を決めるもイラクに同点に追いつかれ、日本は1-1の引き分けに終わっている。
アウェイでの試合となったが、イラク国内が政情不安のため中立地イランの首都テヘラン(PASスタジアム)で試合が行われた。シリア代表との親善試合では先発出場を果たした山口蛍だが、負傷のためイラク戦はベンチ外に。反対にベンスタートだった本田圭佑や井手口陽介などが先発出場を果たしている。
試合開始して5分、右サイドを駆け上がった酒井宏樹がゴール前に折り返し大迫が合わせてシュートを放つ。これはゴール枠内に飛ばなかった。さらに7分、ペナルティーエリア内に侵入した原口元気がシュートを放つがイラクのGKモハンメド・カッシドに弾かれてしまった。
それでも8分、そのコーナーキックから大迫がバックヘッドで逸らしてゴールに叩き込み先制に成功する。対するイラクも18分、マフディ・カミルがヘディングシュートで得点を狙うもボールはゴール上に外れた。
65分にはDF裏に飛び出した酒井宏樹がゴール前に折り返し、相手に当たったこぼれ球を拾って大迫がシュートを放つもゴールならず。すると72分、中央の守備網をイラクに突破されると、最後は吉田麻也とGK川島永嗣がお互いに譲り合ってしまい、こぼれ球を拾ったカミルに同点ゴールを決められてしまう。
結局、追加点を奪えなかった日本は1-1の引き分けに終わった。勝ち点1を積み上げて首位をキープした日本は、8月31日に日本のホームで行われるオーストラリア戦に勝利すれば6大会連続のW杯出場が決まる。ただ、残り2試合に向けて不安が残る試合となってしまった。
【得点者】
8分 1-0 大迫(日本)
72分 1-1 カミル(イラク)
【了】