レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
スペインのマドリード検察は13日、レアル・マドリー所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが過去に約1470万ユーロ(約18億1000万円)の脱税を行った疑いがあるとして同選手を起訴した。スペイン紙『アス』など複数メディアが伝えている。
検察の主張によれば、C・ロナウドは2011年から14年にかけて、スペインで総額約1470万ユーロの脱税を行ったとされている。2010年に設立した会社組織を利用することで肖像権収入を隠し、「意図的かつ意識的」に納税の義務を逃れたとの疑いだ。
C・ロナウドに対しては昨年12月、タックスヘイブンであるイギリス領バージン諸島に脱税目的で多額の資金を隠したとの疑いが浮上。同選手側は疑惑を否定し、スペイン税務当局に提出した書類を公開して反論を繰り出していた。
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