来季からのレアル・マドリー復帰が決まったFWボルハ・マジョラル【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクが、今季レンタルで加入していたスペイン人FWボルハ・マジョラルのレアル・マドリー復帰を発表した。
出場機会を求めてドイツへ渡ったマジョラルであったが、今季チームが残留争いを戦っていたためになかなか出番は回ってこず、シーズンを通して公式戦21試合、426分間しかプレーできなかった。先発出場のチャンスもほとんどなく、不本意な1年だったことは言うまでもない。
これに対しマドリー側は怒り心頭。ヴォルフスブルク側はマジョラルの期限付き移籍を2018年夏まで延長することを希望していたが、マドリー側がそれを許さず、予定通り今夏のマドリー復帰が決まった。
それでも先発したリーグ戦3試合のうち2試合でゴールを決めるなど才能の片鱗は見せていたマジョラル。指揮官であるジネディーヌ・ジダン監督からの信頼は厚く、来季は今夏限りでのマドリー退団が噂されるFWマリアーノの後釜として期待されているようだ。
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