クラブの補強戦略に納得のいかないレアル・マドリーの主将DFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
現地時間11日、ロシアW杯欧州予選第6節のマケドニア戦に2-1で勝利したスペイン代表のDFセルヒオ・ラモスは、自身の所属するレアル・マドリーの今季を総括した。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
主将としてチームを牽引したラモスは、見事チャンピオンズリーグ二連覇を果たした今季を「自身最高のシーズン」と評価。また国内リーグとの二冠を達成したことについても「初めて二冠を達成することができた。これで来季も頑張ろうと思えるよ」とコメントするなど、いい形でシーズンを終えられたようだ。
その一方で、大成功を収めたにもかかわらずチームの陣容を執拗にいじろうとするフロントへの苦言も残した。
「僕が補強に関して決める立場にいたら、ほとんどチームをいじらないよ。僕らは完璧なチームで、うまくいっている。一体何のためにいじるんだ」
ラモスの思いとは裏腹に、現在レアル・マドリーはMFハメス・ロドリゲスやFWアルバロ・モラタの放出、モナコの新星FWキリアン・ムバッペの獲得に動くなど移籍市場にて積極的な動きを見せている。
【了】