チェルシーのジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタは、この夏の去就に関して現時点では何も決まっていないとしながらも、中国への移籍の可能性は否定している。11日付のスペイン紙『アス』などが同選手のコメントを伝えた。
チェルシーのエースストライカーとして活躍してきたD・コスタだが、昨夏からチームを率いるアントニオ・コンテ監督との関係は思わしくない様子。7日に行われたスペイン代表の親善試合を終えたあと、D・コスタはコンテ監督から戦力外を通告されたとして、移籍先を探すことを表明した。
11日に行われたW杯欧州予選のマケドニア戦後に、D・コスタは改めて自身の状況についてコメントしている。「チェルシーとはまだ2年間契約がある。どうするか決めるのはクラブの方だ。売られるのなら、最善の選択をしたい」と語った。
古巣のアトレティコ・マドリーへの復帰も可能性のひとつだと認めるD・コスタは、アトレティコが国際サッカー連盟(FIFA)からの補強禁止処分を受けたことも問題とはしていない。「プレーできないとは限らないだろう。スペインでもブラジルでも、どこかへレンタルしてもらうこともできるかもしれない。僕がアトレティコを大好きなのはご存知の通りだ」
一方で、以前から盛んに噂される中国行きの可能性は明確に否定した。「もちろん、中国はない。W杯のことを考えなければならない」とD・コスタは述べ、来夏のロシアW杯にスペイン代表として出場するためには中国移籍がマイナスに働くという考えを示した。
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