チェルシー移籍が噂されるレアル・マドリーMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
今夏でのレアル・マドリード退団が噂されているMFハメス・ロドリゲスが、プレミアリーグ王者のチェルシーへと移籍する可能性が高まってきている。スペイン紙『アス』が伝えた。
来季はチャンピオンズリーグを戦うことにもなるチェルシーは、ハメス獲得を上位進出への重要な要素としてとらえている模様。昨冬にMFオスカルを放出し、さらには来季以降MFセスク・ファブレガスやFWジエゴ・コスタを戦力として迎え入れないとの意向を示したチェルシーのアントニオ・コンテ監督は、このマドリーの10番を新たな攻撃の主軸として迎え入れるようだ。
同紙によると、7000~8000万ユーロ(約84~96億円)に設定されている同選手の移籍金を支払えるチェルシーが、現時点では移籍先として最有力と伝えられている。また以前には、イタリアのインテルが4200万ユーロ(約50億円)でハメス獲得を打診したが、レアル側はこれを拒否。ハメスの移籍で得たその資金でフランス1部・モナコ所属のFWキリアン・ムバッペの獲得へ移りたいマドリーにとって、当該移籍金を支払えるということは最低条件となりそうだ。
他にもパリ・サンジェルマンやアーセナルなど欧州のビッグクラブがこぞってハメス獲得に乗り出す中で、最終的にマドリーの10番はプレミア王者を選ぶのだろうか。
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