ポルトガル代表のアンドレ・シルバ【写真:Getty Images】
ミランはポルトに所属するポルトガル代表FWアンドレ・シルバの獲得に迫っているようだ。11日付の伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。
来シーズンに向けた前線の新戦力候補として、ミランは様々な大物FWをターゲットとしていることが噂されてきた。レアル・マドリーのアルバロ・モラタ、ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン、トリノのアンドレア・べロッティ、チェルシーのジエゴ・コスタ、さらにはマンチェスター・ユナイテッドを退団するズラタン・イブラヒモビッチ再獲得などの可能性も報じられていた。
だが、ミランに加入することになるのはポルトガルの若手FWかもしれない。代理人のジョルジュ・メンデス氏がミラノを訪れ、アンドレ・シルバの移籍がほぼ合意に達した模様だと伝えられている。現地時間の12日朝にはメディカルチェックが行われ、その後契約を交わす見通しだという。
ポルトはアンドレ・シルバに6000万ユーロ(約74億円)の契約解除金を設定していたが、3500万ユーロ(約43億円)前後の移籍金で交渉がまとまったのではないかとみられている。
現在21歳のアンドレ・シルバは欧州で最も有望な若手FWの一人と評価され、レアル・マドリーなど複数クラブからの関心も噂されていた。2016/17シーズンのポルトでは公式戦44試合で21ゴールを挙げる活躍を見せ、ポルトガル代表でも昨年9月のデビュー以来8試合で7得点と順調にゴールを重ねている。
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