ゴールデンボールを受賞したドミニク・ソランケ【写真:Getty Images】
韓国で開催されていたU-20ワールドカップ(W杯)は11日に決勝が行われ、U-20ベネズエラ代表を1-0で下したU-20イングランド代表が初優勝を飾った。
大会MVPにあたるゴールデンボールには、優勝したイングランドのFWドミニク・ソランケが選出された。決勝では無得点に終わったものの、準決勝イタリア戦での2得点などを含む計4得点で優勝に大きく貢献した。
旧名称のワールドユース時代も含め、過去にはディエゴ・マラドーナ(1979年)やリオネル・メッシ(2005年)、セルヒオ・アグエロ(2007年)、ポール・ポグバ(2013年)など錚々たる顔ぶれがこの大会のゴールデンボールに選出されている。その系譜に連なることになったソランケにも、今後の活躍が大いに期待されることになりそうだ。
チェルシーの下部組織で育ったソランケは、2015/16シーズンにはオランダのフィテッセにレンタルされて25試合出場7得点。チェルシーに戻った2016/17シーズンは出場機会がなく、U-20W杯大会中の先月30日にはリバプールへの移籍が発表された。
ソランケに次ぐシルバーボールは、「つり目パフォーマンス」による謝罪も話題となったウルグアイのMFフェデリコ・バルベルデ。ブロンズボールには決勝トーナメント1回戦で日本から決勝点を挙げたベネズエラのMFヤンヘル・エレーラが選ばれている。
得点王(ゴールデンシュー)は、こちらも日本戦でゴールを記録したイタリアのFWリッカルド・オルソリーニが獲得。計5得点でソランケらを抑えた。
【了】