イタリア代表はリヒテンシュタイン代表に快勝【写真:Getty Images】
現地時間11日、ワールドカップ(W杯)欧州予選第6節が各地で開催された。
強豪2ヶ国の同居で注目されるグループGでは、スペインがアウェイでマケドニアと対戦。前半にダビド・シルバとジエゴ・コスタの得点で2点リードを奪い、後半には1点を返されたが2-1の勝利を収めた。
イタリアはリヒテンシュタインをホームに迎え、ロレンツォ・インシーニェ、アンドレア・べロッティ、エデル、フェデリコ・ベルナルデスキ、マノロ・ガッビアディーニのゴールにより5-0で快勝。スペインとイタリアはともに5勝1分けの勝ち点16で並んだまま、9月に行われる次節の直接対決を迎える。
グループDではガレス・ベイルを出場停止で欠くウェールズがセルビアと1-1でドロー。アイルランドとオーストリアも1-1で引き分けた。EURO2016で準決勝まで進んだウェールズはここまで無敗だが、1勝5分けと勝ちきれず。セルビアとアイルランドに4ポイントの差をつけられ、悲願のW杯出場に向けた状況は厳しい。
グループIでは、EUROでも躍進したアイスランドが終了間際の決勝ゴールでクロアチアを撃破。勝ち点でもグループ首位のクロアチアに並んだ。トルコ、ウクライナも2ポイント差で追っており、どのチームが抜け出すのか全く先の読めない展開となっている。
欧州予選は各グループとも残り4試合。グループ1位のみがそのままW杯へ進み、2位チームはプレーオフを戦わなければならない。強豪国であっても気を抜けない厳しい戦いが続く。
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