川島永嗣【写真:Getty Images】
日本代表は11日、ロシアW杯アジア最終予選・イラク戦に向けてイランのテヘランで練習を行った。
ハリルジャパンの守護神・川島永嗣はイランの気候について「少し標高が高いですけど、少しずつ慣れている」と話す。そして「暑さは変えられることじゃないんで、これはもうしょうがないこと」と割り切っている。
シリアとの親善試合ではセットプレーから失点したが、早急に修正すべきポイントだ。川島は言う。
「試合の展開がどうなるか分からないですけど、相手(イラク)のストロングポイントっていうのが、カウンターだったりセットプレー。自分たちが集中力を高めていかなきゃいけない部分だと思いますけど、声掛けなければいけないし、この暑さの中で集中力が途切れるってことがあるから、そこは気付いた人がとにかく声かけたりとか、とにかく出てったりとか、その状況に応じて対応することが大切なのかなと」
イラク戦もタフなゲームが予想されるが、守護神は「とにかく何もやらせないつもりで」臨む意思を示した。
「この暑さの中でやはり自分たち自身もクレバーにやらなければいけない。もちろんプレッシャーに行かなければいけないシーンもあると思うし、逆に相手が入ってきたところを奪って攻撃につなげることも大切。とにかく要所で相手にやらせないってことが一番大切なポイントじゃないかと思う」
ピンチを救うセービングはもちろん、最後尾からのコーチングなど様々な形での貢献が川島には求められるだろう。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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