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山口蛍、シリア戦は「前半5~6分で痛めた」。右すねの状態は「順調にはきている」

text by 編集部 photo by Getty Images

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山口蛍【写真:Getty Images】

 日本代表は11日、ロシアW杯アジア最終予選・イラク戦に向けてイランのテヘランで練習を行った。

 シリアとの親善試合に出場した山口蛍だが、その後は全体練習に加わることができていない。イラク戦に山口が出場できないとなると大きな痛手となる。本人は「前半5~6分で痛めてしまった。そこからもう全然動けなかった」と明かす。

 現地の気候については「ちょっと乾燥している感じで、結構きつい感じはありましたけど、すぐ慣れると思う」と話す。自身の状態に関しては「順調にはきているので、あとは監督がどういう判断するかだと思う。多少の痛み抱えている選手は他にもいると思うし、できるだけの準備をして挑みたい」と語った。

 また、山口はイラクに対して警戒を強めている。

「(相手は)すごくアグレッシブに来ると思うし、相手のホームとまでは言わないですけど、やっぱり相手の方がグラウンドとか環境を含めて有利だと思う。でも、そういう強く来るところに対して自分たちもそれに負けないくらい強くいかないと、簡単にやられてしまうんじゃないかなと思う」

 山口がピッチに立てるかはまだわからないが、試合も想定しながらコンディション調整に励んでいるはず。無理は禁物だが、試合に間に合えば大きな戦力となるだろ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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