加藤恒平【写真:Getty Images】
日本代表は10日、ロシアW杯アジア最終予選・イラク戦に向けてテヘランで練習を行った。
初招集の加藤恒平はシリア戦で出場機会がなかったが、「僕自身しっかり準備をやっていた。それは変わりないので、今まで通り続けていくだけ。シリア戦に出られなかったのは単に実力不足だっただけなので。しっかりトレーニングでアピールしていかないといけない」と語った。
ハリルジャパンにも素早く溶け込んだ。仲のいい選手は? という問いには「特定の選手というよりは、最初からみんなすごく気にかけてくれていた。だから、みんなと仲良くさせてもらっています」と、全員とコミュニケーションを取れているようだ。
自身の代表での立ち位置については「もちろん、今は一番下だと思います」と答えた。
「客観的に見てもそうですし。ただ、追いつけないレベルかといえばそうでもない。そこは自分次第。今は一番下だけど、そこからスタメンになるつもりで僕はやっていますし、そのためにサッカーをやっているので。その気持ちは誰にも負けないので、誰よりも練習して、いつかその座をつかみたい」
イラク戦で出番が訪れるかはわからない。仮にピッチに立てなくとも、今回の合宿は加藤にとって大きな経験となるだろう。これからも努力を怠らず、“一番下”から這い上がるつもりだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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