ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間9日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のラトビア戦で2ゴール1アシストの活躍を見せ、チームを3-0の快勝に導いた。
先週末のチャンピオンズリーグ決勝ではレアル・マドリーの優勝に大きく貢献したC・ロナウドだが、まだシーズンは終わっていない。ポルトガル代表に合流し、W杯予選の試合に臨むと、ここでもさすがの活躍を披露してみせた。
ラトビア戦での2得点を加えて、C・ロナウドのポルトガル代表での通算成績は139試合出場73得点となった。キャップ数・ゴール数ともにポルトガルの歴代最多記録を更新し続けている。
欧州サッカー連盟(UEFA)が伝えたデータによれば、C・ロナウドは代表での通算得点が欧州全体で単独3位となった。歴代1位と2位はハンガリーの黄金時代に活躍したフェレンツ・プスカシュ氏とシャーンドル・コチシュ氏で、それぞれ84得点と75得点。C・ロナウドはドイツのミロスラフ・クローゼ氏と71点で並んでいたが、ラトビア戦の2得点で上回った。
サッカーのデータ収集を手がける『RSSSF』によれば、通算73得点は世界全体でも歴代単独9位となる。1位は日本代表ともたびたび対戦したイランのアリ・ダエイ氏の109得点。C・ロナウドはブラジルのペレ氏(77点)や日本の釜本邦茂氏(75点、国際サッカー連盟によれば80点)などの記録に迫りつつある。
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