シャルケのドメニコ・テデスコ新監督【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのシャルケは9日、マークス・ヴァインツィール監督の解任と、来シーズンからの新監督としてドメニコ・テデスコ氏の就任を発表した。テデスコ新監督との契約は2019年6月までの2年間となる。
ヴァインツィール監督は昨年夏にシャルケの監督に就任し、ブンデスリーガを10位の成績で終えていた。シャルケにとっては2010/11シーズンの14位以来、過去7年間で最低の成績だった。
新監督に就任するテデスコ氏は31歳と、トップレベルの監督としては非常に若い。シュトゥットガルトやホッフェンハイムの下部組織で監督を務めたあと、今年3月にはブンデスリーガ2部のエルツゲビルゲ・アウエの監督に就任し、3部降格の危機にあったチームを残留へ導いた。
「シーズン全体を分析し、発展を遂げるためには変化が必要だという結論に至った」とシャルケのスポーツマネージャーのクリスティアン・ハイデル氏はコメント。「若く、革新的な監督に信頼を寄せている」とテデスコ監督を選んだ理由について述べた。
シャルケに所属するDF内田篤人は今年3月で29歳となっており、新監督とはわずか2歳差。数人の選手は監督より年上となる。なおブンデスリーガでは、ホッフェンハイムを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が史上最年少の28歳で就任し、現在29歳。テデスコ監督は現在のリーグで2番目に若い監督となる。
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