アンドラがハンガリーに勝利【写真:Getty Images】
アンドラ代表が約13年ぶりに真剣勝負の代表戦で勝利を収めた。UEFA公式サイトなどが伝えている。
ワールドカップ(W杯)欧州予選でグループBのアンドラは、現地時間9日にハンガリーをホームに迎え、1-0の勝利を収めた。アンドラにとってこの予選初の白星。同国が最後に国際親善試合などを除く真剣勝負で勝利を収めたのは、2004年10月のW杯予選マケドニア戦で、じつに67試合ぶりの白星となっている。
久々の勝利に歓喜するアンドラだが、その兆候はあったと言える。2月に行われた国際親善試合ではサンマリノに2-0で勝利し、3月にはW杯予選でフェロー諸島と0-0で引き分けていた。どちらも強国とはいえないものの、しっかりと自信をつけてハンガリー戦の勝利につなげた格好だ。これで3試合連続のクリーンシートである。
9日に開催された予選第6節で首位スイスと2位ポルトガルがいずれも勝利を収めたため、フェロー諸島、アンドラ、ラトビアの下位3チームはグループ首位に立つ可能性が消滅した。それでも、人口約7万3000人でFIFAランキング186位のアンドラにとっては次につながる一歩となっているようだ。
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