ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドが、FWズラタン・イブラヒモビッチの契約を延長しないことが分かった。これを受けて、またしてもヘルタ・ベルリンが動き出している。
シーズン終盤で負傷したイブラヒモビッチは、復帰までまだしばらく時間を要する見通しだ。そのため、クラブは契約延長オプションを行使せず、このままエースと別れることを選んだ。現地時間9日にプレミアリーグが発表した各クラブの退団選手リストで明らかになっている。
FW原口元気の放出が濃厚とみられるヘルタは、昨年夏にもイブラヒモビッチに強い関心を寄せていた。どこまで本気だったかは定かでないが、クラブの公式ツイッターでイブラヒモビッチへの関心をユーモア満載に記していた。
それから1年経ち、再びイブラヒモビッチがフリーとなる。これを受けてヘルタは、「マンチェスター・ユナイテッドとの契約はない。我々には素晴らしいファンがいる。ただ、キャッシュがないんだ。しかし、君は初めてブンデスリーガを制することができる」と、またしてもイブラヒモビッチにラブコールを送った。
ヨーロッパの主要リーグでタイトルを手にしてきた35歳のイブラヒモビッチ。2016/17シーズンのブンデスリーガを6位で終えたヘルタに行くことは考えにくいが、今夏も同選手の周囲は騒がしくなりそうだ。
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