アメリカ代表のクリスティアン・プリシッチ【写真:Getty Images】
アメリカ代表は現地時間8日、ロシアワールドカップ北中米カリブ海最終予選でトリニダード・トバゴとホームで対戦し、2-0で勝利した。
試合前の時点では、首位メキシコと勝ち点6差でワールドカップ自動出場圏外の4位だったアメリカ。8大会連続の本大会行きは危機的な状況だったが、この窮地を救ったのはドルトムントに所属する18歳のクリスティアン・プリシッチだった。
背番号10を背負うプリシッチはこの試合で2得点を挙げる活躍で勝利に大きく貢献している。
米国紙『デンバー・ポスト』は、「ティーンの怪物、プリシッチが後半で2ゴール」と報じた。また、『ニューストゥデイ』は「18歳でアメリカのライジングスター」と称賛している。
メジャーリーグサッカー(MLS)公式サイトはプリシッチに全選手のうち最高評価となる「8」の採点を与え「この少年について他に何を言えばいいのか? 彼のゴール前の落ち着きは、年齢よりも遥かに優れている」と手放しで称えている。
その他の試合結果により、アメリカは本大会出場圏内の3位に浮上した。今月11日には首位メキシコとの大一番を迎える。
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