サウサンプトンに所属するフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを巡る問題で関係悪化が危惧されていたリバプールとサウサンプトン(愛称:セインツ)が和解したようだ。8日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
リバプールは7日、オフィシャルサイトを通じて「我々はファン・ダイクに関する交渉で誤解を招くような事態を招いてしまい、サウサンプトンのオーナー、取締役会、ファンに対してお詫びを申し上げます。我々はサウサンプトンを尊重し、選手に対する関心がなくなったことを明確にしたい」と公式声明を発表し、サウサンプトンに対して謝罪していた。クラブ側に無断で選手本人と交渉を行なったとしてサウサンプトンが激昂したとされている。
同紙によると、サウサンプトンはリバプールの謝罪に満足し問題は解決したとのこと。不正アプローチがあったとして、サウサンプトンはプレミアリーグ側に調査を依頼していたが、それ以外の行動を取る可能性は低くなったようだ。
過去にはリバプールがサウサンプトンからサディオ・マネやアダム・ララーナなどを獲得し、“お得意様”として関係を築いてきた両チーム。リバプールの早急な対応によって、今後も良好な関係を築いていけそうだ。
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