チェルシー退団の意志を表明したジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
チェルシー退団に向けて新たなクラブを探すことを表明したスペイン代表FWジエゴ・コスタの代理人は、移籍先の候補としてミランとの交渉も行っているという。8日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
D・コスタは7日に行われたコロンビア代表との国際親善試合を終えたあと、自身の去就についてコメント。チェルシーのアントニオ・コンテ監督から、来季に向けて「当てにしていない」というメッセージを受け取ったとして、「新しいチームを探す」と表明した。
『スカイ・スポーツ』によれば、D・コスタの代理人であるジョルジュ・メンデス氏は先週末のチャンピオンズリーグ決勝の前にミラン幹部と会談。今週にも再び話し合いを予定しているという。ミランはメンデス氏が代理人を務める選手のうち、D・コスタのほか、レアル・マドリーのMFハメス・ロドリゲスやポルトのFWアンドレ・シルバにも関心を抱いているとみられている。
ミランのストライカーの新戦力候補としては、トリノのイタリア代表FWアンドレア・べロッティを最優先のターゲットとしているものの、最初のオファーをトリノに断られたと報じられている。べロッティ獲得が不可能であれば、D・コスタの獲得に本腰を入れることになるかもしれない。
D・コスタ自身は移籍先について、古巣アトレティコ・マドリーへの復帰に乗り気な様子も見せているが、アトレティコがFIFA(国際サッカー連盟)からこの夏の補強禁止処分を受けていることがネックとなる。中国スーパーリーグへの移籍の可能性も以前から噂され続けている。
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