途中離脱となった宇佐美貴史【写真:Getty Images】
日本代表FW宇佐美貴史は、チームを離脱することになった。チームは8日に最終予選のイラク戦が行われるイランへと出発するが、宇佐美は同行しないという。
7日、日本代表は親善試合でシリア代表と対戦し、1-1のドロー。試合の2日前に追加招集を受けた宇佐美だが、試合の出場はなく3日間でチームを離脱することになった。
「もう言われていました。昨日言われて、はい」と、試合当日にイラク戦に帯同しないことを宣告されたことを明かした宇佐美。それでも、「(代表合宿に)来れてよかったと思いますね」と前を向いた。
「べたっと休みきってコンディションを崩すよりは、この合宿に来るまでに3日ほど割とゆっくりする時間があって、そこでもすごくいいオフは過ごせました。1シーズン通して疲れていないので、別に休む必要もないかなと思っていた中で呼んでもらえて、厳しいトレーニングをしっかり詰めて、いい選手たちと生活を共にしたことで、僕としてはすごくメリットが大きかったかなと思います」
今季は所属のアウグスブルクでも定位置を掴むことができず、リーグ戦11試合出場に留まっている。最後に日本代表の試合に出場したのは今年3月のタイ戦(ホーム)で、先発出場に限れば1年間も遠ざかっている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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