日本戦を引き分けたシリア【写真:Getty Images】
日本代表は7日、キリンチャレンジカップでシリア代表と対戦し、ホームで1-1で引き分けた。
過去に日本はシリアと10度対戦して9勝1分無敗。しかし、今回引き分けたことで実に34年ぶり2度目となるドローとなった。
この結果に、中東メディア『elwatan』は「シリアは中国戦に向けて日本戦でポジティブなドロー」と報じた。
シリアは最終予選グループAで4位につけており、同国史上初のワールドカップ出場権獲得の可能性をわずかながら残している。13日に中立地のマレーシアで中国と対戦するシリアはこれ以上勝ち点を落とすことが許されない状況なだけに、日本戦は良い準備となったということのようだ。
また、『nmisr』は「この試合の目的はシリアの選手たちの技術的、フィジカル的な心構えを確実にすることでもある」と、日本戦の位置付けについて報じている。
日本は13日にロシアワールドカップ・アジア最終予選でイラク代表と中立地のイランで対戦する。
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