トゥヘル監督解任に失望するドルトムントFWウスマン・デンベレ【写真:Getty Images】
2015/16シーズンから2シーズン、ドルトムントを指揮したトーマス・トゥヘル監督の解任を受け、ドルトムントの若手FWウスマン・デンベレが今季限りのクラブ退団を望んでいるようだ。スペイン紙『アス』が伝えた。
デンベレはトゥヘル監督解任について「とても失望している。なぜなら彼は僕をとても信頼してくれた監督だったから」と語るなど絶大な信頼を置いていた。
その信頼は数字にも表れている。デンベレは加入1年目にして公式戦49試合に出場。シーズン合計10ゴール21アシストを記録し、見事にその信頼に応えた。良好な信頼関係を築き上げたうえ結果も出ていただけに、デンベレにとって今回のクラブ側の決断は納得のいかないものとなっている。
一方、これに乗じてバルセロナがデンベレ獲得を画策しているとも伝えられている。2021年までクラブとの契約を残している同選手に対し、バルセロナ側は4500万ユーロ(約54億円)を準備している模様。昨季からデンベレ獲得に向けアプローチをかけ続けてきただけに、バルセロナとしては今回のこの願ってもないチャンスを逃したくはないだろう。
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