ビジャレアルに加入したルベン・セメド【写真:Getty Images】
オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクのリバプール移籍に備え、サウサンプトン(愛称:セインツ)が“後釜候補”として交渉を予定していたポルトガル1部スポルティングCP所属のルベン・セメドがビジャレアルに完全移籍した。契約期間は2022年6月までとなっている。
ファン・ダイクに関しては、リバプールがクラブ側に無断で選手本人と接触したとしてサウサンプトンが激昂していた。サウサンプトンはオファーが届いていないことを明らかにした上、売却しない意思も見せている。ただ、その裏では今週中にもセメド獲得に向けた会談を行う予定とされていた。
セメド獲得に向けて1250万ポンド(約17億8000万円)を用意したとされているが、英紙『ザ・サン』によると、それに近い金額でビジャレアル移籍が決まったようだ。サウサンプトンがセメド獲得を逃したことで、リバプールによるファン・ダイク獲得交渉にも影響が出るかもしれない。
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