レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対し、夏の移籍市場で複数クラブが超高額オファーを提示する見通しだという。7日付のポルトガル紙『ア・ボーラ』が伝えた。
C・ロナウドは先日行われたチャンピオンズリーグ決勝のユベントス戦で2ゴールを挙げ、マドリーを大会史上初の2連覇に導いた。自身5度目となるバロンドール受賞も濃厚と予想され、32歳を迎えても絶頂期が終わる気配は見せていない。
そのC・ロナウドに対し、イングランドやフランス、中国からこの夏に巨額のオファーが届く見通しだと報じられている。『ア・ボーラ』は、最大で1億8000万ユーロ(約222億円)にも達するオファーが見込まれるとして、「移籍市場の最大の爆弾になる」と伝えている。
フランスからは、パリ・サンジェルマン(PSG)とモナコが獲得に関心を示しているとのこと。PSGは昨年クラブを去ったズラタン・イブラヒモビッチに代わるスター選手を探し続けており、一方のモナコは新星キリアン・ムバッペを売却した資金をC・ロナウド獲得に用いることも考えられるという。
イングランドでは、古巣であるマンチェスター・ユナイテッドがC・ロナウドの再獲得を望んでいるという噂が絶えない。アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマンが残留を決断したことで、ユナイテッドは新たなターゲットとなる大物選手を探しているかもしれない。
報じられる金額での移籍が実際に成立すれば、ユナイテッドが昨年獲得したMFポール・ポグバの移籍金を大きく上回り、サッカー界の史上最高額を更新することになる。世界を揺るがす大型移籍となることは間違いないが、実現の可能性はあるのだろうか。
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