乾貴士【写真:田中伸弥】
【日本 1-1 シリア 国際親善試合】
日本代表は7日、国際親善試合でシリア代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。
「誰が出ても同じような感じになっていたと思いますけど、前半は難しかったと思う。外から見ていてもパターンがないというか、形がないというか、個々でやってしまっている感じだった」
ベンチスタートとなった乾貴士は、前半のチームのパフォーマンスをこう振り返った。それでも58分に追いつき、その直後から乾がピッチに立ったことで日本はリズムを掴んだ。自身も「楽しかった」と話したが、「勝ちに繋がらなかったのは反省点。楽しくやる中で結果を出さないと意味がないので、結果にこだわって。次のイラクが大事なので、そこでいい結果を出すのが一番」と力を込めた。
2年ぶりの代表戦だったが、「余裕は出てきていると思う。慌てないというか、バタバタしないところは、僕29歳にもなったしそれは出てきたかな」と笑う。そして「ゲームを落ち着かせる、コンビネーションも自分の特徴だと思うので、そういうところを少しは出せた」と手応えを得た様子だった。
また、本田圭佑のインサイドハーフでの起用については「タメを作れるし、俺としては左利きの人が左を見てくれるので、あそこで受けられる」と歓迎している。
「チーム全体が落ち着きますよね。それだけでラインも上がりますし、自分たちが押し込む時間帯が増えるので、あそこに圭佑くんが入るっていうのはもちろん自分にとってもプラスですし、チームにとってもプラスだと思う」
全体のラインが上がり攻撃の時間が増えれば、それだけ乾の能力も活きる。シリア戦はドローに終わったとはいえ、様々な発見があったといえるだろう。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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