日本代表の本田圭佑【写真:Getty Images】
6月7日に国際親善試合が行われ、日本代表はシリア代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。全体的に見ると13日に行われるロシア杯アジア最終予選のイラク戦に向けて不安を残す結果となったが、中には印象に残った選手もいる。本田圭佑はその一人だ。
香川真司や長友佑都などが先発出場を果たす一方で、ここまで主力だった本田はベンチスタート。久保裕也のコンディションが良くないと見たヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、後半開始と共に久保との交代で本田をピッチに送り込んだ。
その3分後の48分に先制点を許すも、本田がインサイドハーフのポジションに入ったことで徐々に日本のペースに。本田は真ん中でキープし、攻撃陣との連携でチャンスも作った。58分に今野泰幸が得点し、さらに勢いづいた日本は乾貴士のアグレッシブなプレーで逆転も狙えそうな展開となる。結果的に1-1の引き分けに終わったが、使える選手と使えない選手がはっきりした試合と言えるかもしれない。
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