エバートンのロメル・ルカク【写真:Getty Images】
エバートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクは、この夏の移籍に向けて他クラブとの合意に達していると明かした。6日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が同選手のコメントを伝えている。
ルカクに対しては、古巣のチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンなど多くのビッグクラブが獲得を望んでいることが報じられてきた。移籍が成立すれば、サッカー界の移籍金の史上最高額を更新する大型移籍になる可能性もあるとみられている。
「これから何が起こるのか、代理人は知っているし、僕自身も知っている」とルカクはコメント。「クラブとの合意もある。少なくとも、どちらの方向へ向かいたいのかは分かっている」と他クラブとの合意を認めつつ、具体的なクラブ名は明かしていない。
また、母国ベルギーの『HLN』にルカクが述べたコメントも伝えられている。「何より大事なのは、トロフィーを勝ち取りたいということだ。チャンピオンズリーグでプレーして、プレミアリーグでの優勝を目指したい」とルカクは話しており、移籍先の希望がプレミアリーグの上位クラブであることを示唆している。
ルカクは18歳でチェルシーに加入したあと、レンタル先のウェスト・ブロムウィッチやエバートンで活躍し、2014年にエバートンへ完全移籍。2016/17シーズンはプレミアリーグで得点ランク2位の25ゴールを挙げる活躍を見せた。
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