マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
ウェイン・ルーニーは、やはりこの夏にマンチェスター・ユナイテッドを去ることになるのだろうか。同選手が本拠地オールド・トラフォードのファンに別れのあいさつを行ったようだという見方が伝えられている。
2004年に加入したユナイテッドでエースとして長年活躍を続けてきたルーニーだが、もはや絶対的な存在ではなくなった。ジョゼ・モウリーニョ監督の率いた2016/17シーズンは先発を外れる機会も多くなり、プレミアリーグでは25試合に出場して5得点と、出場数・得点数ともにユナイテッド加入以来最少の数字に終わった。
こういった状況により、この夏に他クラブへの移籍を決断するのではないかという憶測も強まっている。中国やアメリカのほか、エバートンやウェスト・ハム、ストーク・シティなど国内他クラブも移籍先の候補であるとして名前が挙げられている。
現地時間の4日には、ユナイテッドのMFマイケル・キャリックのキャリアを称える記念試合がオールド・トラフォードで開催され、ルーニーもこの試合に出場。これがユナイテッドの選手としてのオールド・トラフォードでの最後の試合となった可能性もあるのではないかとみられている。
英紙『ミラー』は、試合を終えてピッチから引き上げるルーニーが、本拠地のファンに最後の別れを告げた様子だったと伝えた。ロッカールームへ向かう通路に入る前に両側の観客席に向けて手を振り、ゆっくりと時間をかけてピッチを見渡していたという。
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