マンチェスター・ユナイテッド前監督のルイス・ファン・ハール氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド前監督のルイス・ファン・ハール氏が、1年ぶりにプレミアリーグに復帰する可能性もあるのかもしれない。サウサンプトンなどが招へいに関心を示していると英紙『ミラー』は伝えている。
バルセロナやバイエルン・ミュンヘン、オランダ代表などを率いて成功を収めてきたファン・ハール氏は、2014年にユナイテッド監督に就任。前年のデイビッド・モイーズ体制で低迷したチームの再建を託されたが、十分な結果は残せず2シーズンで解任される結果となった。
そのファン・ハール氏は、サウサンプトンなどの監督としてプレミアリーグへ復帰する可能性が取りざたされている。日本代表DF吉田麻也も所属するサウサンプトンは2016/17シーズンのプレミアリーグを8位で終了。昨年就任したクロード・ピュエル監督は契約を2年間残しているが、過去2シーズンを下回る成績にクラブは満足しておらず、ファン・ハール氏を新監督に迎えることも検討しているという。
『ミラー』によれば、クリスタル・パレスもファン・ハール氏を新監督の候補の一人としてリストアップしているようだ。プレミアリーグからの降格の危機にあったパレスは、12月に就任したサム・アラダイス監督のもとで順位を上げ残留を果たしたが、同監督はシーズン終了後に監督業引退を表明した。
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