セルティックのムサ・デンベレ【写真:Getty Images】
ドルトムントはセルティックに所属するU-21フランス代表FWムサ・デンベレに注目しているようだ。英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
デンベレは今夏にフラムからセルティックへ移籍してきた。チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦で2得点、レンジャーズとのダービーマッチで2試合4得点を挙げるなど今季公式戦49試合に出場し32ゴール9アシストと活躍した。
記事によると、ドルトムントは来季の去就が注目されているガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが移籍した場合、その後釜としてスピードに乗ったドリブルが持ち味のデンベレを獲得する可能性があると伝えている。また、移籍金として3400万ユーロ(約41億円)を支払う準備があるようだ。
現在ドルトムントには20歳のフランス代表FWウスマン・デンベレが在籍しており、来季は2人の“デンベレ”がドルトムント攻撃陣の中心になるかもしれない。
なお、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は「私はチェルシー時代、ディディエ・ドログバと一緒に仕事をしていた。ムサには彼と同じくらいの衝撃を受けた」とデンベレをプレミアリーグ通算170ゴール挙げているストライカーに例え絶賛している。
続けて指揮官は「今後、ムサが順調に成長をしていけば2,3年後には自ら行きたいクラブを決め、そこでプレーすることが出来るだろう」と将来的には世界的なプレーヤーになることを示唆している。
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