アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
現地時間4日、アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは仏メディア『テレフット』で自らの将来について語った。
アトレティコは18歳未満の選手の獲得および登録で違反があったとして、FIFAから新たな選手登録の禁止処分を言い渡されていた。クラブはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴して処分の撤回を求めていたが、現地時間1日に今夏も補強を行うことができないと発表した。なお、2018年1月の移籍市場から再び補強に動けることになる模様だ。
そんな背景を受けて26歳のグリーズマンは同メディアに対し「この決定はクラブやチームメイトにとって厳しいものだ。また今の時点で私がクラブを去ることは大打撃になってしまう。だからチームに残ることを決めたんだ」と来季残留を決心したようだ。
これまでグリーズマンにはマンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブが興味を持っていた。しかし今回グリーズマンはそれらのクラブに対して既に移籍しない旨を伝えたようだ。
今季は53試合に出場し26ゴール12アシストと活躍を見せたグリーズマンはこれで来季もアトレティコの一員としてプレーすることになりそうだ。
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